BIRDS 株式会社バーズ情報科学研究所

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ご挨拶

相談役名誉会長 河野 大洋
代表取締役社長 村瀬 正典

社長挨拶

日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

1982年に「バーズ情報科学研究所」は創業しましたが、コンピュータの小型化が進み、パーソナルコンピュータがパソコンと呼ばれ始めた正にその頃、弊社は世界初の「パソコン・ソフトによるOCR(光学式文字認識)の技術」を開発し、業界のパイオニアとしてその道を拓きました。
ベンチャー企業としての理念を保ちつつ、「作る」から「使う」へのユーザーニーズの変化に先行し、OCRソフトウェアの開発から、OCR技術と自社独自の編集技術などを組み合わせたデータエントリーサービスである「e-Entry Serviceへと発展させてまいりました。今日では多くのお客様よりご愛顧をいただいております。

一方、お客様の立場に立ったシステムインテグレーションを創業からの事業としており、その信頼関係の下でシステムのコンサルティングから設計・開発・保守・運用までを一貫して提供しております。
この二つの事業を基盤に、ベンチャー企業としての可能性の追求と、お客様に信頼されるバーズ情報科学研究所として一層の努力と研鑽を続けてまいります。

今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 村瀬 正典

創業者挨拶

1982年、バーズ情報科学研究所は、私が43歳のとき一人で設立したベンチャー企業です。大学では、コンピュータ時代の到来をにらんで管理工学を専攻し、新しい管理システムを学びました。
1963年、大手重工業メーカーに入社し、社内の経営管理システムなどの開発や運用を手掛けてきました。そのころ、仕事量の増大にともない、社内のシステム開発を外部のソフトウェア会社に委託するケースが増えてきていました。私は当時、「プログラムを作る人はいるが、システム全体を設計するシステムエンジニアは意外に少ない」ことに気がついていました。コンピュータを使った管理システムづくりの中核はシステムエンジニアであり、利用部門が会社全体でどんな位置にあって、どんな役割を担っているのかをつかみ、システムを作らなければなりません。しかし、そのころはシステムの設計からソフトウェア作りまで一貫してできるところは、大手のシンクタンクか、その関連のソフトウェア会社ぐらいしかありませんでした。私は、ここに新しい需要を予見しました。

ビジネスマンにとって好きな仕事を一生やらせてもらえれば、こんなに楽しいことはありません。自分の考えをひとつずつ具体化して、ソフトウェア開発の技術者として明るい展望が開けていきました。
1977年、私に「化学プラント事業部=サウジアラビア駐在を命ず」という辞令が突然ありました。まさに青天の霹靂でした。ビジネスマンなら何度も経験することではありますが、化学プラントの営業マンとしてサウジアラビアに単身赴任しました。世界の競合他社を相手にして海水淡水化プラントの国際商戦を繰り広げました。頻繁に国際入札があるわけではないので、ネゴシエーションの権利がある一番札、二番札を取るため、応札のときは“必中”で臨みました。私が滞在したサウジアラビアは、イスラム教の戒律が厳しく、なかでも“禁酒”は、酒をたしなむ私にとって“地獄の責め苦”に等しい状況でもありました。アラビア半島の東海岸、西海岸での海水淡水化プラントの商談をはじめ、巨大プラントの売り込みに奔走しました。夕方、ひとりで砂漠の丘に登って、地平線の向こうから昇ってくる大きな赤い月を眺め、今後、日本に帰ってどうやって生きていこうかとつくづく考えたことが忘れられません。そのころ、第一次オイルショックの影響で日本の産業界は戦後初めてのマイナス成長に、さらに低成長時代に入っていました。任期を終えて帰国すると日本は第二次オイルショックで企業のリストラが進んでいました。同社も例外ではありませんでした。「米国などには新しい企業が成長していて、必ずしも古典的な大企業だけが、経済を支えているわけではない」との考えと、十数年前に気づいていた新しい需要の予見を実現してみたい気持ちなどが重なり合って、起業をすべく、1980年3月、入社以来勤めてきた会社を退社しました。

1982年1月、コンサルティング会社での修業を経て、バーズ情報科学研究所を設立しました。“BIRDS”(バーズ情報科学研究所)は、ブルーバーズ・オブ・インフォメーション・サイエンス・リサーチ・アンド・デベロップメント・フォー・システムズ・エンジニアリングの頭文字から取ったものです。ブルーバードは幸福を呼ぶ青い鳥で、当社とお付き合いをすると幸福が訪れますよという意味をもちます。さらに“ブルー”は知的な色。鳥の複数のバーズは「鳥の群」である“集団”をあらわします。青い(知的)鳥がチームになることにより、プラスの効果をねらった「未来に翔く知的(情報処理技術)集団」作りを意図したつもりです。

コンピュータの利用形態も様変わりし、高価な大型凡用機に代わって新しいコンピュータ時代を迎えたのです。初期の頃は、ゲーム用として8bitから16bitのパーソナルコンピュータ(以下、PCと略)時代を経て、80年代中頃になると、32bitの高速大容量のPCが出現し産業用として広く普及し始めました。その頃は、弊社は、日本初となるPCソフトウェアによる文字認識(OCR)商品(PCR-SWAN)を開発し、世間の注目を集めました。そしてインターネット時代を迎え、IT産業は国を挙げて発展してまいりました。現在では、IT技術の発展は物凄いスピードで進化しており、正に日進月歩の勢いであります。この進化のスピードに対応してゆくには、若くて柔軟な頭脳が必要になってくることを思い、経営のバトンタッチを次の世代に託し、創業者社長の座を退くことと致しました。

新経営陣の体制の下、今後ともバーズ情報科学研究所を暖かく見守って頂き、よろしく御指導方お願いいたします。

相談役名誉会長 河野 大洋

バーズ情報科学研究所の使命

バーズ情報科学研究所は、人とコンピュータの間に立脚し、情報社会の推進役として、満足度・利便性を向上させるソフトウェア・システム・サービスの提供を行い、わが国のさらなる発展と心豊かな社会の創造に貢献しつづけます。

経営ビジョン

  • 1. 研究開発型企業であり続ける
  • 2. お客様に必要とされ、お客様から選ばれる企業を目指す
  • 3. 独自技術・独自サービスで、No.1になる

社是

BIRDSは5つの満足度を求めて日々最善を尽くします。

Do Your Best for 5 Satisfactions of Birds!!

1. 顧客満足度・・・Customer Satisfaction

ビジネスはすべからくお客様(ひいてはマーケット)があって成り立つものである。情報技術(IT)会社であるBIRDSは、優れたシステム、サービス、商品を提供し、これらを誠心誠意フォローする。これによりお客様から評価され、信頼され、感謝されなければならない。
BIRDSのシステムはさすがに納期、品質、性能共に良いから次もBIRDSに頼むことにしようとお客様に満足されなければならない。その為には、常にお客様が使う立場に立ってもの作りを行う、即ち顧客第一主義の観点に立ちお客様に優しいシステム、サービス、商品の提供が肝要である。

2. 社員満足度・・・Employee Satisfaction

BIRDS内に於いては社員の働きがいのある職場作りを目指す。即ちやる気がみなぎり、会社を大きくする、よくする為、そして自分自身を人間的にも技術的にも大きく成長させることのできる、明るく楽しい職場、また苦しいときには皆で助け合って窮地を脱出してゆく、チームワークの良い職場作りを目指す。

3. 株主満足度・・・Stockholder Satisfaction

株式組織というものは株主様の出資金(資本金)を使って企業を大きくし、儲けを出すものである。
お金を出してくれた株主様には、利益に応じて適正な配当金を安定的に還元出来ねばならない。

4. 技術満足度・・・Technical Satisfaction

ベンチャービジネスである以上、常に最新のテクノロジーを学び、それを取り入れ、またそれをベースに独創的で新しいシステム、サービス、商品を開発し、世に出してゆく努力を怠ってはならない。仕事がマンネリ化すると人間は惰性で生きて行こうとし、それでは企業の発展が停止してしまう。常に知的な刺激を追い求め躍動的な企業を目指すことが肝要である。

5. 財務満足度・・・Financial Satisfaction

自由主義経済の下、利潤の追求は無制限である。大いに儲けて日本一の利益体質の企業構築を目指す。
このことは企業の売上規模の拡大だけを意味するものではなく、適正な規模(公開会社基準をクリアしていること)の中で如何に利益を上げるか、即ち如何にして一人利益率をナンバー1の会社に育てるかである。